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カウンセリングは、20世紀初頭のアメリカでの職業指導、適性検査、精神病院での患者の人権尊重運動などから生まれたものといわれています。それは対象者の話をよく聴き、適切なアドバイスをするための方法がカウンセリングでした。

カウンセリングは、職業・進路指導と教育の場面で発展しながら、社会生活が困難な個人の問題解決やサポート、精神的健康増進のためのメンタルヘルスを目的とするものへと、その対象とサポート範囲は拡大・発展してきた歴史があります。  そして、カウンセリングが発展する歴史の中で対象としていたのは、あくまでも現実的な社会適応や具体的な問題解決が目的でした。

したがって、当初は、こころの病や深刻なパーソナリティの問題など、精神医療の領域の問題は、カウンセリングの対象ではありませんでした。 しかし、現在では心理カウンセリングとして、心の問題に関わることが主になってきた感があります。

心の問題への有効なアプローチとしてのカウンセリングを提唱したのが、カウンセリングの父とも言われるカール・ロジャーズです。 彼は、カウンセリングをクライアント中心にとらえ直し、カウンセラーが、クライアントとの関係の中で、クライアント自身の内面を自由に吐露できる状態を作り続ければ、クライアントは、気づきを得て、自らが変化するプロセスを歩むようになるとしました。

 ロジャーズは「受容・共感的理解・自己一致」をカウンセリングの3原則とし、カウンセラーがこの原則に沿って、クライアントの話す内容を傾聴することをカウンセリングとしたのです。

 この技法は、クライアント中心療法とも言われ、カウンセラーがクライアントにアドバイスをしたり、心理分析的な介入をすることなく、クライアントの存在を尊重しながら傾聴を続けることにより、自然な形で、クライアントに必要な気づきがもたらされるとする考えです。そのため、技法よりもカウンセラーの心的態度、人間としてのあり方に重点がおかれる傾向があるといえます。

日本では戦後から学校教育にカウンセリングの導入が試みられ、ロジャーズの方法が採用されたことによって、日本でのカウンセリングはロジャーズの方法が一般化していきます。